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[book] 一枚摺屋


これオススメ!幕末の大坂が舞台の時代ミステリです。

主人公・文太郎の父が、文太郎が父の発行する一枚摺のためにたまたま書いた記事のせいで奉行所に捕まり獄死してしまいます。父の死に疑問を感じた文太郎は、自身も一枚摺を潜りで出しながら、父の敵を討とうと真相に近づいて行きます。(一枚摺=かわら版ね)

とてもテンポが良く、また登場人物たちがとても魅力的。文太郎はもともとは戯作者なのですが、とても腕っ節が強くてお奉行の手下なんかをばったばったと投げ倒したりします。女性にもモテモテのいい男です。文太郎の幼なじみで恋人?の糸吉もいいですよ。かっこいい♪

味方として出てくる人物は最初から最後までちゃんと味方。味方に見せかけておいて実は敵方だったりということがまったくなく、素直で、清々しい読後感です。著者の他の2作もせひ読んでみようと思います。
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