命を吹き込む仕事があります。
* Ricoh GR Digital *文楽 人形遣いの 吉田玉男さんが24日に亡くなりました。
25日朝は家で新聞を読む時間がなくて、会社ででも読もうとカバンに新聞を
つっこみ電車に乗り、そうしたら珍しく一駅で目の前の席が空いたので
席に座ってぱらりと1枚めくったら・・・いきなり玉男さんの訃報。
ガーン。
J-WAVEのニュースではまったく触れていなかった(たまたま聞いていなかった
のかもしれないけど)ので、突然のことに驚きました。っていうか、こんなに
衝撃を受けた自分に驚いた。
最近は休演することが多くて、今月の東京公演・仮名手本忠臣蔵も出演されて
いなくて、玉男さんの代わりに 女形遣いといえばこの方という蓑助さんが
由良助を遣ったりして、それは見たいと思ったけどなんだかんだ行けずじまい。
↑支離滅裂だなぁ
帰宅してプログラムたちを引っ張りだしてきたら、3年前に見たのが最後・・。
うーんうーん。もう玉男さんの遣う優男たちに会えないんだ・・・。
なんだかしみじみと、
録画してあった玉男さんの特集番組を探し出して
見てみた。(冒頭のコトバはそこでのナレーションより) ふんわりとした
大阪弁でしゃべる玉男さんは、80を超えたおじいちゃんだけど、
かっこいいんだなー。
そういえば。東京でやっていた仮名手本忠臣蔵は、24日が千秋楽。
その千秋楽に亡くなった玉男さん。これって偶然なんだろうか?
もしかしたら、病床にあっても心は千秋楽まで由良助を遣っていたの
かもしれない。なんて考えるとまたうるうる・・・。
玉男さんに続く人形遣い(だけじゃなく、太夫も三味線もだけど)が
どんどんあらわれますように。なんて思っているだけじゃなくって
やっぱり年に一回くらいは見に行こう。それが一番のサポートよね。
東京での次回公演は12月の『
義経千本桜』です。毎年12月は若手ががんばる
公演となっております。文楽は東京の国立劇場だけじゃなくって、大阪の
国立文楽劇場でもやってます。むしろそちらが本拠地??
そういえば、宝塚歌劇は宝塚まで行って見たりするけど、
文楽は大阪で見たことがない。そのうち行かないとー!
文楽ってちょっと気になっていたけど見たことないーというかたもぜひ
一度ご覧になってくださいませ。
2005/09/26のエントリー
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